初心者の自転車練習日誌

大学で自転車競技部に入部した一年生が、手探りながらも練習し、その感想・反省を描いていく備忘録的意味のあるブログです。

2020/7/19練習

明朝6時、論文を手に持った先輩が迎えに来る。(忙しい中ありがとうございました。)

今日はサイクルスクール、コロナ禍の中で苦心して調整をし対策をねった小規模なイベントだ。

行きの車の中ではほぼ初対面ということもあり学部の話とかをしていった。
そうすると今日の会場 向ケ丘自動車教習所 に着く。開始より早くついたので設営の手伝いをしていた。

そしていよいよスクール開始。

私たち1年ペアは自転車競技を始めたばかりということもあり「初心者コース」を受け、スニーカーでの自転車の操作(カーブ、ブレーキ、公道での曲がり方、1列に並んでの走行)を学んだ。
もしかしたら来年以降の後輩がこのブログを見るかもしれないので先に言っておくが、君たちはもう1つないし2つ上のグループを選んでほしい。これらのことは適時私たちが教える

話を戻そう。私たちはそういう練習の中で様々なアドバイスや気づきをした。それをまとめていく。

1. 公道での走行方法
・右折時は二段階右折(その時待つ場所は歩道か車道で臨機応変に)
・左折したい時に信号に引っかかった場合は巻き込み事故防止のために左折レーンの中央あたりで停車する(車に自分の存在を伝える)
・直進したい時は左折レーンからでもOK、その時巻き込み事後に注意する
2. ブレーキング
・必ずおしりを引いて重心を後ろにする。
・かかとをおろしたあとブレーキする(尻をひきやすくするため)
3.カーブ
・視線は下じゃなくて曲がり終わった先の場所を見る。
 ・無理にハンドルを切って曲がろうとしない(視線ができてたら勝手に曲がる)
4.1列に並んでの走行
・間隔をあけすぎない(開けると風を受けてしまう)
・視線はやや下、相手の体とペダルが見えるところ
・前の人がペダリングをやめたらそれに合わせる
・ハンドサインか声出しをする

これはが午前中に私たちが教えてもらったり気づいたりしたことだ。

午後は初心者階級からひとつ上のM3(意味は知らぬ)に混ざり、レース(10分走行後3周するクリテリウム)を2回おこなった。

結果から言うと一回目は7位で2回目は5位だ。不甲斐ない

1回目はコースに慣れず苦戦したところもあるが途中7分辺りまで順調に順位を上げていく。

その同じ頃に先頭から1人抜け出し誰もおわない状態になった。
「これっていいん?」と思った自分は単独で逃げる先頭を1人追いかけその後ろまでつくことができた。
しかし、そこで体力を使ってしまった。
そのあとはずるずる落ちていって7位。その先頭の逃げの人は2位か3位になっていた。

このスクールのいい所は反省会がある所だ。私はそのチェックについて質問をぶつけた
「選択としては悪くなかった。初対面の人達で追走ができる信頼は持てないだろうし、逆にこのクラスで単独の逃げができるとも思いにくい。まあこうやって経験を積んでいっていけばいい」という回答を頂いた。
その後1位になった方と話をしたがやはり同じことを言っていた。(クリテよりエンデューロの方が経験値溜まると言ってもいたが)

 さて2回目。先のレースの上位4人がローテを回しレースを支配していた。私はそのローテに入らず後ろでひっつき虫していた。
コースにも慣れて周りがよく見えるようになっていた。上位4人のローテが狂い始めた時私がローテに入ったりしてその中でチャンスを伺っていた。
作戦自体は思い通り行きラスト1周では3位につけていた。
そこで思わぬミスをしてしまった。
オーバースピードでカーブに差し掛かり外に大きく膨らんでしまった。さらに縁石にぶつかりそうになったのでブレーキをかけると…さっきのアドが無くなり6位になっていた。
これさえなければ勝てたかもしれないのに…とても悔しい。



こうやって振り返ると今日だけでとてつもない経験値を得たんだと気づく。
さあ、生かすも殺すも自分次第。頑張っていこう。


以上、帰りの車で車酔いと眠気に耐えている筆者がその車の中からお送りしました。