初心者の自転車練習日誌

大学で自転車競技部に入部した一年生が、手探りながらも練習し、その感想・反省を描いていく備忘録的意味のあるブログです。

2020/08/26練習

自転車周りのトラブルが立て続けに起きて、練習ができなかった(言い訳)日々を乗り越えて今日、久しぶりの練習をした。

 

走り終わった後から振り返ると「今日の練習連休明けにはきつくね?」といった具合だ。まず、40キロくらいの速さで20キロほどローテンションの練習から

 

これもブログ書きながら思ったことだが40キロでローテンション回すの初めてだったな。引っ張る時間とかはほとんどなかったけどつき切れしなかっただけ武者修行の成果が出たと感じている。

 

そのままフリー走行が始まった。上級生の元気な方たちはそこからまた20キロほどバチバチしながら走っていた。かくいう自分は腹筋が死んでいたため元気な軍団に混ざらずにいた

 

先輩たちがばちってる間に自分は「なぜ腹筋が痛いのか」とか「疲れて脱力している状態だからこそいいペダリングができるのではないか」と試行錯誤していた。その結果いろんな知見が得られた。練習に出た甲斐があるものだ。

 

さあ、全員それぞれの練習を終えて帰ろうかというその時にある方(その方は筑波の有望な自転車乗りを「誘拐」して自転車バカにして返す、自分の中では「界隈の誘い人」的な存在)が「パン食いに行こうぜ☆」と誘拐をほのめかす言葉を発した。ここですでに腹筋を成仏させていた私は、あろうことか悩んでしまった。

 

「夏の思い出…パン…いくぅ!!」

 

全く何事も我々にはわからぬ。理由も分らずに押付けられたものを大人しく受取って、理由も分らずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ。」(中島敦 山月記より)

 

まさしくこれ。

 

ジンジンくる腹筋の痛みを抑え、ただ前の先輩たちについていく…つもりだったが腹筋の痛みに耐えかねて峠を越えた後の道中で引き返すことにした。

 

パンの代わりに得た夏の思い出は「壁」だった。精神が弱い…こんな精神のままだといつか発狂しながら外に飛び出して虎になってしまう。

 

メンタルもフィジカルももっと強くしていかなければ。